9月24日(土) 晴れ 24.8℃
【コース】武尊牧場リフト口<11：15>━━ブナの森<11：22>━━高山平━━中ノ岳━━武尊山<13：37>━━中ノ岳━━高山平━━ブマの森━━武尊牧場リフト口<16：00>
トータル行動時間 4時間45分
10:38武尊牧場駐車場
売り場のお姉さん「武尊山ですか？登山でしたら、リフトの最終時間が16：30になっております。出発が遅いので、万一遅れることがありましたら、こちらの道から歩いて降りてください」と手書きで地図まで書いてくださいました。 ※三合平から最も近い東俣駐車場へは道路閉鎖中でした。
まるで真夏の空ですね〜風が冷たくて気持ちが良かった。
リフトは乗り継ぎで2回乗ります。
あれは黒毛和牛？のどかですね〜
他にも羊などが放牧されていました。もし時間があればリフトに乗らずに牧場を歩きながら山を登るのも悪くないですね。
11：15<0分>リフトを降りたところには「無料休憩所」があります。
すでに登山を終えた人が水道で泥だらけのスパッツを洗っていました。理由を尋ねると、登山道は昨夜の雨がぜんぜん引いておらず最初から最後まで水溜りを歩くようなものだとか、さらに山頂ではずっとガスが出ていて展望が見れなかったらしく「こんな登山は初めてだ」と関西弁で怒っていました。
嫌な話を聞いてしまいました。気を取り直し用意していたスパッツを装着。いざ出発です。
ここからはブナの森です。
途中、尾瀬高校の生徒達に会いました。生態調査で「野ネズミ」を捕獲中だとか･･･初めて見ましたが小さくて可愛かったです。
この緑もあと少しで紅葉に変わります。
12：05<50分>武尊避難小屋
マイヅルソウ
木の切り株から生えていました。
こんな感じでぬかるんでいるところ多数
森林地帯を抜けるとやっと最初の頂「セビオス岳」が見えてきました。急に日差しがきつくなります。
鎖のある岩溝
私が行った時は丁度降りてくる人が多く･･･渋滞していました。
見てると危なっかしくて怖くなります。
岩場を越えると美しい稜線歩き
景色が一変しました。
中ノ岳直下で前武尊からの縦走路と合流、中ノ岳南面をまいた所に水場があります。
13：16<121分>菩薩界の水
今回唯一の水場。他の方のブログによると枯渇していることが多く、水を当てにするな、と助言されていました。今日は昨日の雨もあって水は出ていました。
急いでいたので飲まずに通り過ぎました。
窪地に入って『三ッ池』というところの脇を抜けます。
黄色
武尊山頂の手前に見えました。
日本武尊｛やまとたけるのみこと｝銅像です。
感動！これが見たかった。
【武尊山】プロフィール
武尊山は日本百名山の一峰として、誰しも一度は目指す名山である。爆裂火口のあとといわれる川場谷を廻り馬蹄形に前武尊、剣が峰、家の串山、中ノ岳、主峰沖武尊、剣が峰山(西武尊)と、2,000ｍを超える6座の峰頭を連ねている。
山名は日本武尊｛やまとたけるのみこと｝の長征伝説にちなみ、沖武尊と前武尊の山頂には日本武尊の銅像が安置されている。古くから霊場として登拝され、山麓のみなかみ町藤原、片品村花咲に武尊神社が祭られている。そのため数コースの登山道がある。(上毛新聞 ぐんま100名山より)
13：37<142分>武尊山山頂
山名盤･･･360°の大展望なので非常に役に立ちました。
赤城山の南面･･昭和村や沼田市まで良く見えます。子持山、榛名山、小野子山･･･
皇海山｛すかいさん｝
谷川連峰
登ってきた稜線･･･美しい！
今日はスタートが遅れて正解でした。綺麗な景色を見ることができました。
このあと遅めのお昼ご飯を食べてから下山。
帰りは余計なものには目もくれず帰りました。
するとビックリ！一昨日赤城山で出会った石川県のご夫婦にばったり再会。
私は気づかなかったのですがご主人が気づいて声をかけてくれました。こんな偶然もあるものです。
ご夫婦の自宅がある石川県の白山市のお話を聞いて、いつかは行ってみたいと思いました。ありがとうございました。
牧場のヤギ
ヒツジ
15：40<270分>リフト乗り場
リフト券 ￥1000
黒毛和牛ともお別れです。
帰りのリフトは少し肌寒かったです。
16：00<285分>駐車場
昼食以外ほとんど休まず歩いたので思っていたよりだいぶ早く帰ってこれました。
【感想】改めて群馬には素晴らしい山がたくさんあるのだと実感しました。大げさですが日本全国から登山者が集まり、今日は韓国人の団体も来ていました。ということでやっぱり有名な山なんです。今度は違う経路から、そして違う季節に登ってみたいと思いました。良かったです。
