9月29日(金) 晴れ 25.5℃
【コース】迦葉山弥勒寺登山口<13:19>━━和尚台━━迦葉山<14:14>━━登山口<14:43>
トータル行動時間 3時間10分
登山口は迦葉山中腹に鎮座する迦葉山弥勒寺{かしょうざんみろくじ}です。曹洞宗の寺院。
県道266号線、大きな看板に従って細い林道を登ってゆきます。
面白いことに登り道路と下り道路が違います。一方通行。人気のあるお寺で観光客がたくさん来ていました。
大きな天狗の団扇の前で。
自動車の交通安全祈願で車にこのマークのステッカーが貼られているのを見たことがあります。
【概要】天狗の寺として知られ、高尾山薬王院、鞍馬寺と共に「日本三大天狗」の一つに数えられる。 参拝の際には、中峯堂から天狗の面を借りて帰り、願いが成就したら、その面ともう一つ新しい天狗の面を奉納し、また別の面を借りるというならわしがある。
大きなスギ・・・樹齢何年だろうか?相当古いと思われます。
榛名神社でみた樹齢何百年という杉に勝るとも劣らず素晴らしい杉です。
しばらく進むと大きな岩峰がそびえています。和尚台
写真の建物はこの寺を曹洞宗に改宗したという天巽の修業場だったといわれる場所
高さは60mあり、鎖で頂上まで登る途中には「胎内ぐぐり」と呼ばれる割れめや「飛び羅漢」という五百体の羅漢像が足場の無い絶壁のあちこち安置されている。
ここで登ることをあきらめました。
他の方のブログによると、反対側に降りられるそうです。
まさか反対側に降りられるとは思いませんでした。
もう少し軽装備にして、体力に余力があるときに再チャレンジしたいですね。
岩登りの緊張感からか?ここで一気に疲れが・・・ちょっと後悔。気合を入れて再び山頂を目指します。
御嶽山大神の石碑
【迦葉山】プロフィール
迦葉山は沼田市街地の北方約16kmにある。山ふところの弥勒寺は嘉祥元年(848年)に開創、桓武天皇の皇子葛原親王の発願により、天台宗比叡山座主、慈覚大師を招いて第一生とされ、康生2年(1456年)曹洞宗に改宗され、徳川初代将軍の祈願所として御朱印百石、十万石の格式を許された由緒ある寺である。
中峰堂には昭和14年に作られた、顔の丈5.5m、鼻の高さ2.7mの日本一の大天狗面と、同45年に作られた顔の丈4m、鼻の高さ2.5mの「交通安全身代わり天狗」が安置されている。身代わり大天狗は毎年行われる「沼田まつり」に女性のみにより担ぎ出される。(上毛新聞 ぐんま100名山より)
マユミ
平らな箇所がほとんど無い山です。午前中は比較的緩やかだったので、ここに来て疲れがどっと来ます。
14:43<74分>駐車場
ガイド本で往復3時間10分のところ1時間14分で来てしまいました。
思っていたよりだいぶ速かったようです。
【感想】由緒あるお寺、それを囲むように生い茂る大きな古木、そして岩峰。とても素晴らしい山でした。榛名神社がパワースポットならば、ここも間違いなくパワースポットです。
ちなみに観光客はたくさん居ましたが、登山者は私以外は居ませんでした。