黒斑山・蛇骨岳・前掛山(その1)

10月3日(月) 晴れ 20.3℃
【コース】車坂峠<7:11>━━トーミの頭<8:02>━━黒斑山<8:15>━━蛇骨岳<8:38>━━仙人岳<8:53>━━前掛山登山口<9:43>━━前掛山<10:35>━━前掛山登山口━━湯ノ平口━━トーミの頭━━車坂峠<12:37>
トータル行動時間  5時間26分


7:00 高峰高原ホテル駐車場
7:11<0分>車坂峠登山口〜表コースへ(右側の道)


山の下は晴れていたのですが、登るにつれて靄で真っ白に・・・登山口では、雪?雹?
まるで冬山のような状態でビックリ。
一緒にいた地元の登山者に聞くと、下が晴れているから大丈夫とのこと。それにしても寒い。
フリースを着ていましたが、雨着を着ようか迷いました。


薄っすらと雪化粧?
ちなみに帰宅して、夕方のニュースを見ると、今日は水上谷川方面、志賀高原方面の山々で初冠雪を記録。
例年より24日も早い冠雪に、まるで秋と冬が一緒に来たようだとの報道でした。
雹かと思いましたがやっぱり雪だったのですね。


ゴゼンタチバナ


緩やかなのぼりを10分ほど歩く


紅葉も来ていないのに・・・この先大丈夫なのか不安な気持ちで進みます。


登山道の霜柱


進むほど真っ白に・・・


避難小屋


急坂のガレ場・・・本来ならこの辺りから素晴らしい景色に変わるのですが、一面真っ白で何も見えません。前へ


トーミの頭
何も見えないのでささっと進みます。


8:15<64分>黒斑山山頂
【黒斑山】プロフィール
黒斑山は三重式火山である浅間山の第一外輪山で、約5万年前は高さ2,800〜900mの、富士山のような美しい円錐形をしていた。約3万年前の爆発によって現在のような半円形の断崖になったといわれる。第二外輪山の前掛山との間にある火口原が湯の平で、ここからの黒斑山の眺めはコーカサス地方の風景にも例えられる。(上毛新聞社 ぐんま100名山より)


寒いので、写真を撮ってすぐにスタート。相変わらず真っ白。


8:38<87分>蛇骨岳山頂
【蛇骨岳】プロフィール
蛇骨岳は湯の平から仰ぐと、山肌に蛇の骨格のような黒い岩の模様があるので、この名がある。最高所は標高地点のすぐ北の蛇骨岩の岩魂で、浅間山をはじめ、素晴らしい展望があり、嬬恋村の高原が足元に広がる。(上毛新聞社 ぐんま100名山より)


晴れていれば素晴らしい展望があったはずが・・・真っ白


冷たい雹のうよう雪が下から吹き上げてきます。大丈夫か?


8:53<102分>仙人岳山頂
風が強くてよろけるぐらいでした。


雪が3cmくらい積もっていて、山名板を覆っていました。


寒い


小動物の糞
この辺りから、Jバンドを下りて、賽ノ河原辺りまでたくさん見かけました。


9:12<121分>Jバンド
稜線も終わり、急なガレ場を慎重に下ります。


嬬恋村方面は雲で覆われています。


ガレ場を降りている途中、奇跡が・・・さっきまで真っ白だった靄がはけて、前方の浅間山が姿を見せ始めました。


ひゃ〜なんと言うことでしょう?


素晴らしい景色の出現に、どこかおとぎの国に舞い降りてきた気持ちになりました。


例えようの無い景色にしばらくシャッターを切りっ放し状態です。


見事なまでに晴れてしまいました。