吾妻耶山・大峰山

10月7日(金) 雨/晴れ 23.1℃
【コース】ノルン水上スキー場<6:00>━━吾妻耶山<7:16>━━大峰山<8:05>━━大峰沼<8:45>沼一周━━ノルン水上スキー場<10:24>
トータル行動時間  4時間24分


6:00<0分>ノルン水上スキー


ゲレンデを登ると砂利の林道に出ます。


雨雲の隙間から朝日が差してきました。


ゲレンデを蛇行しながら頂上を目指します。


吾妻耶山の山頂が見えてきました。


シナノキンバイ


山頂への最後の登り道


マムシグサ
有毒。誤って食すと口中からのどまでに激痛がはしり、唾を飲み下すことすらできないほどとなる。


山頂の入り口には立派な石灯篭が建っています。


7:16<76分>吾妻耶山山頂


【吾妻耶山】プロフィール
上越の展望台、吾妻耶山は周囲ののどこから望見しても、独特の台形でそれとわかる。吾妻耶山へは本コースのほかに、寺間からノルンスキー場を経るもの、西側の赤谷からのコース、北面の仏岩峠からのコースがあるが、いずれも大峰沼をみることができないもので変化に乏しい。なお本コースは一部を大峰山コースと重複する。(上毛新聞社 ぐんま100名山より)


残念ながら真っ白で何も見えません。


大きな石祠が3基。ちなみに私の身長は174cmですのでいかに大きいかわかりますね。
一体どうやって運んできたのでしょうか?それとも近くの石を運んでここで加工したんでしょうか?
立派な石祠でした。また雨が・・・休む間もなく、大峰山を目指します。


仏岩峠への分岐


仏岩の分岐から12分・・・樹林地帯を歩行中、小さな鞍部に差し掛かったとき・・・!!
突然、黒くて大きなお尻が出現!!熊か!?!?


すぐさま振り返ると・・・カモシカでした。
本当に近くてビックリ!かわいいカモシカで良かったです。
あとで調べたら、吾妻耶山は、カモシカや熊の目撃情報が沢山ありました。


人の手によって加工されたような石が・・・これも自然にできた?


8:05<125分>大峰山山頂
大峰山】プロフィール
大峰山は関越道水上ICから直線で約4km西方にあり、台地上でどこが頂上かわからない山容をしている。登山コースとしてはJR上牧駅からの道が古くから知られている。大峰沼は標高1000mの山腹にあり、南北300m、東西150mの沼。群馬県指定天然記念物の浮島は、沼の面積の5分の2を占める広さで、厚さ8.6mの泥炭層からなり、わが国で見られる浮島の中でも最も大きく、貴重な存在といわれている。夏の沼辺では、バンガローやテントでキャンプ生活が楽しめる。大峰沼の700m南方にある古沼は、全国的にもまれな、日本固有種のモリアオガエルの繁殖地で6月下旬の樹上産卵で有名。(上毛新聞社 ぐんま100名山より)


大峰山山頂にはNHKのテレビアンテナや群馬県防災無線のアンテナなどの主要な設備が設けられています。


大峰沼へ向かいます。


きれいな紅葉に染まるのはまだまだですね


スギ林


この辺りは、ジメジメしていて倒木も多く嫌な感じでした。


8:45<165分>大峰沼


大峰沼


夏の沼辺では、バンガローやテントでキャンプ生活が楽しめるそうです。


沼を1周してみます。約20分。


何かの鳥の群れがいましたが、足音でみんな逃げてしまいました。


光の角度で様々な色に変わります。また雨が降ってきました。


タムラソウ


沼も1周してあとはスキー場まで帰るだけだったのですが・・・
途中、道を間違えて、上牧方面へ行ってしまいました。30分のロス。
古い登山道ということですが、草ぼうぼう(背丈以上、道が隠れるほど)でひどかったです。とても登山道とは言えないくらい荒れていました。


サラシナショウマ
名前の「サラシナ」は若菜を茹で水にさらして山菜として食したことに由来する。


コースに戻りました。


一本鳥居


ゲレンデへ出ました。帰りは林道を歩かず、一気にゲレンデを降りました。


10:24<264分>ノルン水上スキー
【感想】最初から最後まで人一人会わない、孤独な山行でした。11月ころの紅葉の時期に来るのがベストだと思います。曇り空にかかわらず、今日はたまたま谷川岳の近くだったので予定外に来てしまいましたが、カモシカに出会えたので良しとします。