角落山・剣の峰

10月17日(月) 晴れ 25.0℃
【コース】はまゆう山荘━━川浦林道(路肩駐車)<10:00>━━赤沢林道━━角落山登山口(女坂)━━鞍部━━角落山<11:39>━━鞍部━━剣の峰<12:28>━━鞍部━━角落山登山口(女坂)━━赤沢林道━━川浦林道(路肩)<14:00>
トータル行動時間  4時間00分


10:00<0分>川浦林道路肩
ガイド本には「はまゆう山荘」手前を左折して、川浦林道に入り赤沢林道終点まで約13kmで林道終点、駐車スペースとあるが、土砂崩れや倒木の影響で林道は奥まで入れません。
時間的にも余裕があるので川浦林道に入ってすぐの路肩に駐車してスタート。(結果、ここに停めて正解でした。)


マムシグサ


林道はきれいな沢沿いを緩やかに登ります。


今日は土砂崩れを予防する「のり面工事」をしている最中でした。写真は斜面にコンクリートを吹き付けているところです。
大きなコンクリート車や作業者が狭い林道に入っていました。車でここまで来なくて良かったです。


今日は男坂経由で山頂を目指す予定でしたが、何時になっても標識が現れず、結局女坂の登山口まで来てしまいました。(あとで原因が判明)


林道の紅葉はまだまだ、ほんの少し色づいた程度。


林道歩きも終了。大きな駐車場があり、ここからが女坂スタートです。
丁度1人の老人が角落山から降りてきました。山頂は良い展望とのこと。男坂の入り口について尋ねると、現在工事のプレハブ小屋が建てられていて、入り口が閉ざされているような状態だとか・・・どうりでわからないわけです。ただ非常に迷いやすいので無理に登る必要が無いとも言っていました。


登山口からは沢跡かな?写真のようなガレ場をしばらく登ってゆきます。黄色のペンキで印がつけられていますが、ガレ場なので注意が必要です。


途中の崩落箇所。ロープが張られていますが、ここも注意が必要です。
ここ以外もそうですが、非常に岩質の多い山なので雨の影響でところどころ崩れています。


11:19<79分>鞍部


山頂が見えてきました。きれいな紅葉をみてテンションも上がります。


鎖場・・・意外と急な登りです。ここで霧積温泉から単独で縦走してきた登山者と出会いました。埼玉県の方で、風貌からして70代もしくはそれ以上の老人男性。
険しい登りなので非常に苦戦していました。ちょっと心配です。


リンドウ


11:39<99分>角落山山頂
【角落山】プロフィール
角落山は浅間隠山や鼻曲山などとともに、烏川源流地帯の一角を占める名峰である。山麗の高崎市倉渕地区(旧倉渕村)の人々にとっては、まさに故郷の山であり、信仰の対象でもある。毎年5月5日が角落神社の大祭りで、この日には多くの人々が参拝する。山名は、源頼光の四天王の1人、碓氷貞光に退治され角を切り落とされた鬼が、この岩山に逃げ込んだという伝説からきている。(上毛新聞 ぐんま100名山より)


鼻曲山浅間山


浅間隠山


山麗〜倉渕地区側の景色
この後、再び鞍部まで戻り、剣の峰へ向かいました。
縦走してきたおじさん曰く、角落山よりもっと傾斜が凄く大変だとのこと・・・
お礼を言って分かれましたが、おじさんが少し心配です。


剣の峰(前剣)の登りは確かにきつかった。私は苦しいときには声を出して気合を入れるのですが、この登りは声が出ました。
前剣の頂に出ると、立教大学・・・ここで亡くなられた方の慰霊碑が建てられていました。
こんな小さな山に珍しいですね。


12:28<148分>剣の峰山頂


ここにも慰霊碑が


鼻曲山浅間山
剣の峰山頂に展望はないが2〜3分、西へ行った所にビュースポットがあります。


浅間隠山


うっすらと角落山も見えます。


帰りも充分注意しながら山を降りました。
山頂付近は紅葉が素晴らしく、丁度見ごろでした。


紅葉に埋もれた林道を下ります。


工事現場のプレハブ小屋


看板の裏にありました。男坂登山口です。
山の斜面ののり面工事はずっと続いていました。作業員の方と話すと、ホースをずっと持ち上げてるのですごい筋肉痛になると言っていました。


14:00<240分>川浦林道路肩
無事に帰還しました。
【感想】角落山、面白い山でした。平日だったので、結局2人の老人と会っただけでした。展望にも恵まれよい登山でした。