妙義山(相馬岳)

10月26日(水) 晴れ 16.6℃
【コース】道の駅みょうぎP<9:50>━━登山口<9:58>━━辻<10:27>━━白雲山山頂<10:50>━━大のぞき<11:08>━━タルワキ沢コル<11:37>━━相馬岳<11:49>━━タルワキ沢コル━━中間道━━道の駅みょうぎP<13:00>
トータル行動時間      3時間10分


9:50<0分>道の駅みょうぎ駐車場


妙義神社の大鳥居をくぐって参道を進みます。まだ紅葉には少し早いですが観光客もぼちぼち歩いていました。


白雲山の鳥居をくぐります。


9:58<8分>妙義山(白雲山)登山口


登山口からは結構急斜面です。体が温まる前には歩きたくないですね。写真は最初の鎖場。


白い花


黄色い花


トリカブト


10:27<37分>
ここで登り口を間違えて、変なところを登ってしまいました。結局コースに戻れたのでよかったですが・・・


大きな蜘蛛


岩峰を見上げる・・・あの頂まで行くんです。


ルンゼ内直立3連30m鎖


素晴らしい眺望・・・良い天気に恵まれました。


標高は低いですが、素晴らしい展望です。


リンドウ


見晴らし


正面に榛名山、その奥に薄く写るのが赤城山。こうやって見ると上毛3山が扇状に並んでいるのがわかります。


下から妙義山を見ると、山頂付近は岩しかないような感じ(切り立ったイメージ)ですが、登ってみると意外と土があるので驚きました。想像とは違っていました。


玉石
実はこの玉石の手前に白雲山山頂があったようです。地図には「北面の巻道で通過しがち」と注意書きまで書かれていたのに・・・涙


これが玉石


11:08<78分>大のぞき


切り立った岩が迫力満点です。


スベリ台状30m鎖
30mという長さの鎖場はなかなか出会えません。降りたあとは手袋に錆びがたくさん付いていました。


どんぐり
今日の登山道は本当にどんぐりが多かったです。


天狗岩
天狗岩と表記してありますが、地図では「大天狗」と表記されています。


コースから少し外れて展望スポットがあります。ここで小休止。

碓氷峠、裏妙義方面を眺めます。


これから登る相馬岳。色づきはじめています。


11:37<107分>タルワキ沢コル


もみじ〜♪もみじに生える〜妙義山


ここまで出会った登山者2名。やはり、まだ少ないですね。


11:49<119分>相馬岳(妙義山最高峰)山頂
妙義山】プロフィール
妙義山は白雲山、金洞山、金鶏山の三山からなる。四国の寒霞渓、九州の耶馬溪と並んで、日本三奇勝とされ、妙義荒船佐久高原国定公園の北東に位置している。奇峰、奇岩怪石が多く、明々巍々たる奇勝から明魏と呼ばれ、のち妙義と改められたと伝えられる。広義の妙義山は、妙義湖(昭和33年建設)に注ぐ、中木川を挟んで、逆コの字形に連なる岩峰群の総称である。松井田側を表妙義、横川側を裏妙義と呼ばれている。(上毛新聞社 ぐんま100名山より)
【2011年9月4日 産経ニュースより抜粋】近年の登山ブームで中高年を中心に遭難事故が多発している。群馬県警によると、今年は上半期(1〜6月)で26人が遭難し、4人が命を落とした。県警は多発する事故を防ごうと4月、妙義山警備隊を発足させた・・・・「引き返す勇気」を山岳警備隊長が語っていました。


浅間山がくっきり、きれいでした。


慰霊碑がありました。お悔やみ申し上げます。私も気をつけます。


タルワキ沢を下ります。


中間道まで出てきました。


中間道は去年歩きましたが、いろいろな樹木、景色があり非常に楽しめます。
なんといっても紅葉の時期が最高ですが、まだ歩くには時期が早いですね。あと10日後くらいかな?


妙義神社に到着
日光東照宮と並び称される本殿です。2年前、はじめて来たときと変わりません。
台風の被害により今だ改修工事中です。予算が少ないのか?なかなか終りませんね。


13:00<190分>道の駅みょうぎ駐車場
駐車場周りの雑草が綺麗に刈られていました。公園も行楽シーズンに向けて準備が進んでいます。
【感想】行動時間、約3時間。予想以上に速かったです。2年前と去年は11月に、中間道を歩いたのですが(最高でした)、今年は、どうしても山頂に登りたくて、登山者が込まないうちにやってきました。危険な岩場、鎖場ということで非常に慎重に進みましたが、想像よりは楽に登ることが出来ました。しかし、産経ニュースの記事でもそうですが、遭難者、死亡者が多い山であるという事を忘れてはいけません。体力の無い人は絶対、やめたほうが良いと思います。私自身、特に安全装備を持たずに登りましたが、安全のことを考えると、それなりの装備も必要になります。危険な山でした。この奇勝は一見の価値ありです。素晴らしいです。