白毛門・笠ヶ岳

11月4日(金) 晴れ 21.6℃
【コース】土合橋P<10:13>━━松ノ木沢の頭<11:33>━━白毛門<12:03>━━笠ヶ岳<12:40>━━白毛門━━松ノ木沢の頭━━土合橋P<14:38>
トータル行動時間      4時間25分


10:13<0分>土合橋駐車場
駐車している車が意外と多い。
いきなり工事のトラックが入ってきて話しかけられる。
どうやらNTTドコモのアンテナをこの駐車場に設置するらしい。その現場調査に来たのだとか・・
アンテナが取り付けられると、一ノ倉沢からも電波が通じるそうです。


今日は来るとき水上温泉街辺りの紅葉が非常にきれいでした。
登山口もきれいな紅葉でした。


橋を渡っていよいよ登ります。ここも美しい!


背丈の高いブナの紅葉が、特に圧巻でした。


しばらく黒桧の根っこが突き出た登山道をひたすら登ります。途中、左手には谷川岳が見られます。


立派な黒桧・・・登山者に踏まれても踏まれても力強く根を張っています。


谷川岳方面も逆光になり、良い展望が望めません。
白毛門から谷川岳の良い展望を望むなら朝早い時間にスタートする必要があります。


岩場に出ました。


一ノ倉沢がよく見えます。
紅葉はすっかり終わってしまいましたが、先月、素晴らしい紅葉を見ているので気になりません。


11:33<80分>松ノ木沢の頭
ここで今日最初の登山者と会いました。白毛門から降りてきて、ここで昼食のようです。
あまりに暑いので笠ヶ岳までは行かなかったと言っていました。確かに今日は暑い!この登山道のせいなのか?夏山を登っているような錯覚を覚えました。


白毛門が見えてきました。


写真の真ん中・・・突き出た岩がジジ岩
右側の大きな岩がババ岩
この二つの岩が白毛門の名前の由来になっています。


今日2人目の登山者とすれ違う。この方も白毛門からピストン。
そして山頂を見ると本日3人目の登山者を発見。


12:03<110分>白毛門山頂
今日3人目の登山者が休んでいました。秋田県からきた方で、昨日は至仏山、明日は秩父まで行って両神山を登るそうです。


白毛門】プロフィール
谷川連峰の表玄関、土合駅の北にそびえる。清水峠東の国境稜線上のジャンクションピークから南に分岐し、朝日岳笠ヶ岳と連なる主脈の南端に位置し、湯檜曾川を隔てて谷川岳、一ノ倉岳と向かい合う。湯檜曾川沿いから山頂まで比高1000m以上。西黒尾根に匹敵する急登りが続く。一ノ倉沢を正面に望む山頂は谷川岳東面の岸壁群を一望する絶好の展望台で眺望にさえ恵まれれば登りの苦労は充分に癒されることだろう。(上毛新聞社 ぐんま100名山より)


頂上からの展望


秋田の人に「笠ヶ岳まで行きましょう」と誘いましたが、断られ、一人さびしく進みました。


ここまでペットボトル500ml1本を飲み干しました。最近の涼しい気候なら一日1本で充分だったのに今日はこの暑さで勝手が違うようです。


この鳥は・・・カヤクグリ


12:40<147分>笠ヶ岳山頂
笠ヶ岳】プロフィール
白毛門の北、朝日岳の南にそびえる。山名が示すとおり、きりっと引き締まった三角形状の秀麗なピーク。かつては山頂から西に下る大倉尾根を湯檜曾川に下る道もあったが、現在その山頂にたつには白毛門と朝日岳を結ぶ縦走路をたどるしかない。(上毛新聞社 ぐんま100名山より)


朝日岳へ続く稜線・・・青いのは避難小屋です。


北側・・・先日登った巻機山も見えます。


馬蹄形縦走は長いですね〜


写真はサーモス社の『山専ボトル
サーモス社が開発した登山者用のボトルです。私は山頂でコーヒーを飲むのですが、今まではガスバーナーでお湯を沸かしていたので時間がかかりました。他の登山者を見ても、ボトル利用者が多く、日帰りならボトルでも充分保温できるので購入を決めました。それにあわせてコーヒーも今、原田知世さんがCMに出ている『ブレンディスティック』。これは砂糖も含まれているので一石二鳥なのです。


さあ帰りましょう。


小動物の糞


白毛門よりこれから降りる道を望む


さようなら白毛


橋まで戻ってきました。暑かったので思わず川に入りたくなりました。


14:38<265分>土合橋駐車場
登山者とは3名しか会わなかったのに・・なぜ車は多いのか?あとでわかったのですが、沢登りの人たちのようです。白毛門のところは人気があるようですね。
【感想】行動時間4時間25分でしたが、暑さの影響とコースの厳しさ(見た目以上)で思っていたより体が疲れました。あまり休まずに一気に登ったことも影響しているとは思いますが、膝や関節におもいのほか負担がありました。馬蹄形縦走の下見というつもりでしたが、よい経験となりました。