王城山・高間山(その1)

11月15日(火) 晴れ 15.8℃
【コース】海四照徳神P<9:00>━━王城山6合目(高間山分岐)巻道コース<9:32>━━高間山登山口<10:30>━━高間山山頂<10:50>━━高間山登山口━━尾根コース(途中通行禁止)から巻道コースへ下りる━━王城山6合目(高間山分岐)<11:54>━━王城山8合目(中棚尾根)<12:05>━━王城山山頂<12:10>━━山頂尾根<12:14>━━奥宮<12:16>━━王城山8合目(中棚尾根)━━王城山6合目(高間山分岐)━━海四照徳神P<11:52>
トータル行動時間      3時間52分


9:00<0分>海四照徳神駐車場
国道145号線から、王城山登山口の小さな標識をたどってやってきました。
「登山者は王城山神社の駐車場に停めてください」と注意書きがところどころに書かれている。
私はガイド本に、「地元の人に聞くのも良い」と書いてあったので、近くのおばさんに聞いてみる。
写真の「海四照徳神のところに1台分スペースがあるから、そこに停めてよい」といわれ、停車しました。大きなイチョウの木が目印です。


この地域は、八ッ場ダム建設に伴う移転地域です。所々、新築工事されていて非常に綺麗です。
景色も素晴らしいのでテンションが上がります。


地図が無いので、標識頼り。
砂防ダムの道をまっすぐ登ってゆきます。
きれいな青空に紅葉が最高でした。


砂防ダム


一般者通行止めの林道を歩きます。


落ち葉が上から落ちるのと、下から葉っぱが舞う光景はとても綺麗でした。


4合目の松


林道の終点。ここが5合目となり、本格的に登山開始といったところでしょうか?


ちょっと岩交じりの登山道を蛇行して進む。


9:32<32分>王城山6合目(高間山巻道分岐)
ここで迷った挙句、高間山に向かうことにしました。直進。


王城山の東側を巻いて進みます。


山の上のほうは葉っぱがほとんど落ちています。


崩落箇所が多いという情報は事前につかんでいました。
確かに乾いた砂質の土はちょっとしたことですぐに崩れそうでした。ただ、危険という感じではありません。


踏み跡はしっかり残っているので、大丈夫です。


途中に石祠がありました。


笹の道に変わる。


点々と紅葉が楽しめる。


今日一番の崩落箇所。ここは避けて通ります。


それにしても気持ちが良い。


暑くも無く、寒くも無く、丁度よい登山日和です。


赤いテープを辿って進んでくると、大きな整地に道を閉ざされました。
工事のおじさんに話を伺うと、「ここは将来駐車場になり、ここから尾根伝いに王城山まで行けるようになる。」とのこと、そしてこの道路は、高間山の登山口まで続いているとか・・(現在工事中)


伐採された樹木が邪魔をして登山道が塞がれているので、工事中の林道歩きと変わる。


森林伐採地に出ました。目の前に高間山が聳えています。


ここからの見晴らしがあまりにも良いので、感動・・・赤城山榛名山
まさかこんな角度からこの2つの山がくっきりと見えることに驚きました。


そして左手には、綺麗な草津白根山が見えます。
端の方はすこし雪が被っています。


工事中の林道を高間山方面に進むと、新たに林道にぶつかります。
大きな標識がありました。


10:30<90分>高間山登山口


笹道ですが、登山道は綺麗に刈られています。


今日初めての登山者との遭遇。高崎市からいらした夫婦でした。
王城山からの道の具合をいろいろと質問されたのでカメラの画像で説明してあげました。


10:50<110分>高間山山頂
登山口から20分で山頂に到着です。中間点からの急勾配は凄かった。ふくらはぎに利きます!
苦労して登ったものの山頂には展望がありません。あとで地元のかたに聞いた話しだと、山頂の木は国有林なので切りたくても伐採できないのだとか・・・いろいろと事情があるようです。

【高間山】プロフィール
高間山は、六合村長野原町東吾妻町の境にあり、頂上はカラマツと広葉樹林と笹に包まれた静かな山で、晩秋の藪山歩き向きである。工事中の舗装林道が、高間から六合村村境の峠まで、平成18年6月に完成したので登山が容易になった。(上毛新聞社 ぐんま100名山より)