桧沢岳

1月6日(金) 晴れ 10.0℃
【コース】無名橋<12:17>━━登山口<12:36>━━鞍部・西峰往復<13:10>━━桧沢岳<13:13>━━鞍部━━登山口━━無名橋<14:06>
トータル行動時間    1時間49分


大森橋 路肩駐車


大森橋の横に桧沢岳登山口の標識があります。


舗装された林道を沢沿いに進むと無名橋(名の無い橋の事)があります。

地図によるとこの橋を渡って進んだところに登山口があるとのことでしたが、場所がわからず、再度この無名橋まで戻り、沢を渡ってから登る、反対側のコースを選択しました。これが大きな間違いでした。


日陰は寒くてこのように凍ったところが見られました。


人間の足跡らしきものを見つけたのでそれに従って、山頂を目指しました。


さまようこと1時間。撤退を決断しました。約1時間ロスです。


12:17<0分>無名橋

ここから再び正規ルートの登りを試みます。


12:36<19分>登山口

登山口が解らず、周辺の家を訪ねる。3軒目でやっと人に出会えました。

ここが登山口だそうです。標識は全くありません。登山者はこの空いたスペースに車を停めるようです。

ちなみに私が持参した山と高原地図「西上州」では、ここが駐車場である情報はありません。私が停めた、大森橋Pと表記があっただけでした。

山登りよりも、ここまでの道迷いに非常に時間がかかりました。


登山口からは休耕した段々畑の横を歩きます。まるで私有地。


そして極めつけは、写真の廃家(SAITO'Sさん)です。家の前の庭?を通過します。


唯一の登山標識。

四ッ又山や鹿岳・・・南牧村の山々はともかく標識が少なすぎます。そして林業の方たち?の紛らわしいテープが多すぎます。初めて来る人には遭難してください、と、言わんばかりです。

まあ・・・お邪魔させていただく訳ですから文句は言えないのですが、これだけ道迷いをすると・・・


しばらく杉林の急登りが続き、その後、尾根道を登ります。


初めての見晴らし場所・・・龍徳不違天と書かれた小碑があります。


西上州の山々


西峰の鋭く尖った岩峰


13:10<53分>鞍部


西峰山頂


小沢岳


13:13<56分>桧沢岳山頂


【桧沢岳】プロフィール
桧沢岳は甘楽郡南牧村と、多野郡上野村に通じる塩ノ沢峠の北側にある。峠から南牧側へ下ってくると、その姿が印象に残る山である。山麓から仰ぐと、石垣を積んだ段々畑の中腹に数軒ある農家の裏山といった感じで、本来雨乞いの山で、頂上や中腹に神社が祭られている。西上州に多い岩峰の一つで、山頂は狭く、他にも休憩に適する広場はないので、少人数の山行向きである。(上毛新聞社 ぐんま100名山より)


遠くに浅間山が綺麗に輝いていました。


浅間山


14:06<106分>無名橋

今日は温かい一日でした。朝あった雪も全て溶けていました。


大森橋に戻りました。ここの雪は溶けていません。
【感想】疲れました。道に迷うと余計な体力も消耗しますが、精神的にも余裕が無くなり、なかなか楽しめません。今日はこの後、近くの烏帽子岳にも登る予定でしたが、あまりにも時間が押してしまったので、行けませんでした。最近、群馬の山にも慣れたせいか、事前に情報を得る作業を怠っていました。終ってしまったものは仕方が無いので、今後気をつけます。そして、南牧村の山はくれぐれも注意が必要だと実感した一日でした。