父不見山

1月10日(火) 晴れ 9.9℃
【コース】登山口<10:50>━━坂丸峠<11:15>━━長久保ノ頭<11:44>━━父不見山<12:00>━━長久保ノ頭━━坂丸峠━━登山口<13:07>
トータル行動時間     2時間17分
    

諏訪山を登頂した後、国道を走り、父不見山の標識を辿ってきましたが、途中、工事の迂回路を進んだところで迷ってしまいました。写真の炭焼きをしている地元のおじさんに声をかけ、登山口を教えていただきました。


10:50<0分>登山口

おじさんの話では、この登山口から坂丸峠まで車で行けるということでしたが、舗装道路ではなく、でこぼこした悪路であったため、引返して登山口からスタートしました。


11:15<25分>坂丸峠


坂丸峠には、石祠があります。なぜ、このような、木の間の辺鄙なところに建てたのでしょうか?


11:44<54分>長久保ノ頭


熊棚


シジュウカラ


12:00<70分>父不見山山頂

【父不見山】プロフィール
細長い神流湖沿いにさかのぼり、神流町にさしかかるころ、左手に見えてくる緩やかな三角形の山が父不見山で、地元ではテテメエジヤマまたはテテメエズヤマと呼ばれ、埼玉側では、地形図と同様にテテミズ山と言われる。この珍しい山名については、平将門が戦死したとき、その庶子福太郎丸が、父を見ることができなかったのを嘆いたところから伝えられる。また、父不見とは山頂の名ではなく、北側に広がる採草地のことだともいう。故郷の裏山という感じの地味な山で、東西に連なる頂稜が群馬・埼玉の県境で埼玉県側から多く登られている。(上毛新聞社 ぐんま100名山より)


またまた熊棚発見


御荷鉾山


13:07<137分>登山口
【感想】山頂の景色はイマイチです。どちらかといえば登山口からすぐの林道が一番良かったかな?熊棚を2回も見たことには驚きましたが、あとで地元のおじさんに話を聞いたら、昔は一年に一度は麓でも熊にあったと話を聞いて、ここも熊の生息地だということを知りました。驚きました。

〜おまけ〜

帰宅途中で、道を訪ねた、炭焼きのおじさんのところに立ち寄り、お礼を告げたところ・・・「鹿肉食うか?」と問われ、「食う!」と即答してしまい、急展開。
写真の建物に移動してきました。入り口には「ロッジ天神」と書かれています。どうやら10数年前、飲食店を経営していたらしいです。


早速、炭に火を入れてくれました。


冷凍してある鹿肉を電子レンジで解凍して、食べやすい大きさに切り分けます。


鹿肉を頂くときの注意点は、白い筋を綺麗に取り除くことだそうです。
これを怠ると、なかなか噛み切れなくて、「鹿の肉は噛み切れない」と悪い印象を持ってしまうそうです。
写真は切り落とした部分です。赤身ばかり目立って、筋があまり見えませんが、これくらい思い切って切り捨てたほうが良いとのことです。


市販のにんにくと焼肉のタレで味付け


鹿肉は生でも大丈夫ということでしたが、さすがに・・・


初めて鹿肉を食べた印象は「さっぱりとしていて癖が無い」想像以上に美味しかったです。
おじさん曰く、周りの猟師さんたちは鹿肉をあまり好まないらしく、敬遠する人が多いそうです。
この後も鹿肉を頂きながら沢山の貴重な話を聞くことが出来ました。
本当にありがとうございました。ご馳走様でした。