谷川岳・茂倉岳・武能岳(その3)

オキノ耳(谷川岳)山頂の次は一ノ倉岳。お互い標高は1977mと1974mで同じくらいですが、一旦標高を下げて再び登り返す道は結構な急坂です。一ノ倉岳山頂から茂倉岳までは綺麗な笹原で、残雪と青空と気持ちの良い登山道でした。茂倉岳山頂を踏み、いよいよ武能岳へ・・・


武能岳


中芝新道


振り返ると綺麗な山容の茂倉岳


一ノ倉岳と茂倉岳


茂倉岳・・・綺麗ですね〜


武能岳は近いようでなかなか遠い
昨日、蓬峠に泊まった人たちが続々と登ってくる。
茂倉岳までの登りは大変ですよ〜


切れ落ちた斜面は湯檜曽川へ


P1594


武能岳への細い登山道


手前から茂倉新道、吾策新道、平標新道と並んで一望できます。奥には苗場山も見えます。


清水峠方面


武能岳山頂標が見えました。


山頂に大勢の人影が・・・


7:56<288分>武能岳山頂
10名くらいの団体さん。明るい方ばかりでいろいろと質問攻めに会いました。みなさん良い笑顔です。
【武能岳】プロフィール
谷川連峰北部、茂倉岳北の国境稜線上にそびえる。茂倉岳同様に群馬県側の山麓から遠望することは難しいが土合付近から湯檜曽川上流を望むと、一ノ倉岳右手にやや小ぶりながら鋭いピークを覗かせている。連峰の主要なピークに比べ200mも低いが登山口からの距離が長く、土合、土樽どちらからでも蓬峠経由で山頂を往復するのに丸一日は十分にかかる。山頂からは上越マッターホルンと呼ばれる大源太山の鋭い岩峰や越後の山々、湯檜曽川対岸の朝日岳笠ヶ岳などのパノラマが広がる。(上毛新聞社 ぐんま100名山より)


蓬峠と越後の山々


この辺りにはリンドウが沢山咲いていました。


緩やかな稜線・・・三角形の尖った山が大源太山。右隣が七ツ小屋山


武能岳〜蓬峠の斜面は7月下旬にニッコウキスゲが見頃になります。


美しい


(旧国道)清水街道への分岐


登山道沿いに・・・深山金鳳花(ミヤマキンポウゲ)
本日、一番綺麗だったお花畑。


朝日岳笠ヶ岳


8:26<318分>蓬ヒュッテ
昨晩は10張りほどテントが張ってあったそうです。
ボッカさんが丁度下山仕度を終えて下山するところでした。
昨晩飲みすぎて二日酔いだそうです。


ここから蓬新道で土樽駅に向かいます。
ここまで予定よりかなり早かったのでペースを落としてゆっくり下山しましょう。


前方に団体さん


水場・・・冷たくて美味しい水
宿泊者用?沢山のペットボトルが置いてあります。


雪渓を横断・・・転げ落ちないように慎重に進みます。


ブナ林・・・まだまだ新緑が綺麗です。
ハルゼミの大合唱の中を歩きます。


東俣沢出合からは沢筋を歩きます。ここが登山道?と疑いたくなるような道もありました。
雑草が生い茂り、半袖の腕が痒い!


冷たくて綺麗な水。ずっと沢沿いなので飲み水には苦労しない道です。


林道終点・・・・駐車場が見えます。


犬を連れた地元の方とお会いしました。
カワイイ犬に触れて癒されました。


今日の下界は暑いです。この透き通る川を眺めていると泳ぎたくなります。


安全登山の広場
東京から来た3人組みに会い、お話をしながら土樽駅へゆっくり歩きました。


10:37<449分>土樽駅
もう少し急げば、休日便<10:07>発というのがあったとか・・・知ってたらもっと急いで来たのに・・・99分、コーラを飲みながらゆっくり休みました。


12:16発 JR上越線 水上行き 片道¥230


12:30<562分>土合駅駐車場
【感想】梅雨の間の晴れ間、本当に良い天候に恵まれました。予定よりもだいぶ早く歩けたこと、前回の万太郎山の記録と照らし合わせて、今の自分の山行ペースがだいぶはっきりとしてきました。谷川主稜線、馬蹄形の縦走も十分できるでしょう。後は見たい花の時期と天候を考えて次の計画を立てましょう。今日も山に感謝!ぐんま100名山も残り14座となりました。
出会った花