エビ山(その2)

白砂山登山口駐車場からスタート。ノゾリキスゲがいきなりお出迎え。空と湖の青、ノゾリキスゲの黄色が美しい。テンションがあがる↑↑最初の目的地、エビ山までは緩やかな上り。今回のコースは「上毛新聞社 ぐんま100名山」から選びましたが、正解でした。ゆっくりと体を温めながら進みました。エビ山山頂は平地になっていて赤城山榛名山浅間山草津白根山と素晴らしい眺望。山頂をあとにして、次の高沢山も難なく通過。すれ違うハイカーと言葉を交わすと「カモシカ平のキスゲはまだ少ない」とのこと。そして眼前にはカモシカ平が・・・


カモシカ平へは急斜面を降りてゆきます。
奥には草津白根山が見えます。


団体さんが通過してゆきます。


禅庭花(ゼンテイカ) 別名(ニッコウキスゲ、ノゾリキスゲ)
ユリ科(APG分類体系ではキスゲ科(ワスレグサ科))の多年草。和名であるゼンテイカの他に「ニッコウキスゲ」の別名を持ち、別名で呼ばれることも多い。また、各地で別々に同定されたため、和名、学名ともに混乱が見られる。
日本の本州などでは高原に普通に見られるが、東北地方や北海道では海岸近くでも見られる。花期は6月上旬から8月上旬。草原・湿原を代表する花で、群生すると山吹色の絨毯のようで美しい。 高さは50cm〜80cm。花茎の先端に数個つぼみをつける。花はラッパ状で、大きさは10cmぐらい。花びらは6枚。朝方に開花すると夕方にはしぼんでしまう一日花。
日光の霧降高原、尾瀬ヶ原、車山などの群落が有名である。 花が黄色で葉がカサスゲ(笠萓)に似ているため、地名を付けてニッコウキスゲと呼ばれだし、全国に広まった。 ただし、栃木県日光地方の固有種というわけではなく、ゼンテイカは日本各地に普通に分布している。
日光地方では、霧降高原を中心に「日光キスゲまつり」が毎年開催されている。


カモシカ平の真ん中は十字路になっています。
真っ直ぐ行くと大高山。右に行くと水場。左に行くと展望地(行き止まり)があります。


12:29<129分>カモシカ
左に曲がって展望地へ向かいました。


お花が少ないということでしたが、なんのなんの・・・


展望地でも沢山の団体さん・・・みなさん笑い声が絶えません。綺麗な景色にみな心が踊っています。


12:43<153分>水場
展望地から再び十字路に戻り、水場へ向かいました。
小さな沢がチョロチョロ流れている程度で、水溜りみたいなところでした。飲み水としてはちょっと・・・ですね。


丸葉岳蕗(マルバダケブキ)
キク科メタカラコウ属の多年草
茎の高さは40-120cmになる。根出葉は長い葉柄があり、葉身はフキに似た腎円形で径30-40cmになり、縁は鋸歯状になる。茎につく葉の葉柄の基部は広くふくれて茎を抱く。
花期は5-8月。茎の上部に散房状に5、6個の黄色い径5 -8 cmの頭花をつける。舌状花は10個ほど。エゾタカラコウ(トウゲブキ)にはある総苞の基部と花柄の基部の苞はない。冠毛は赤褐色になる。


カモシカ平を後にします。さようなら浅間山草津の街もクッキリ見えます。


12:56<156分>分岐
これから三壁山へ向かいます。


白砂山の山頂かな?


13:19<179分>三壁山山頂
眺望ありません。


野反湖に向かってひたすら下ります。


13:40<200分>宮次郎清水
水量が少なすぎてとても飲めません。この清水が登山道へ流れてしばらくぬかるんだ道を歩くことになります。うまく違う方向へ排水する方法は無いのでしょうか?


13:53<213分>三壁山登山口


バンガローに到着。
キスゲが沢山咲いています。


14:01<221分>野反湖ビジターセンター


14:08<228分>白砂山登山口駐車場
【感想】良い天候に恵まれて、初めてのノゾリキスゲを充分堪能できました。予想以上に良かったのがカモシカ平。綺麗でした。コースも変化に富んでいて良いと思います。トンボが沢山飛んでいて夏が来たな〜と感じました。ぐんま100名山も90座。いよいよ残り10座です。
出会った花