白馬三山(その1)

7月31日(火) 晴れ 35.0℃
【1日目コース】猿倉荘<5:35>━━白馬尻小屋<6:43>━━大雪渓━━避難小屋<8:46>━━白馬岳頂上宿舎<9:44>・・・テント設営後、白馬岳登頂。
1日目行動時間     4時間9分
8月1日(水) 晴れ 33.7℃  
【2日目コース】白馬岳頂上宿舎<5:00>━━杓子岳<5:45>━━鑓ケ岳<6:28>━━分岐<7:02>━━白馬鑓温泉小屋<8:08>━━猿倉荘<10:12>
2日目行動時間     5時間12分                           
ザック重量 : 14.2kg 水1.5L(出発時)


八方第二駐車場
前日の23:00に到着。車中泊しました。猿倉行きのバスは6:00が始発なのでそれまでゆっくりと・・・
朝5:00に起床して出発準備を整えると、タクシーの運転手から声をかけられる。
「猿倉荘まで、相乗りの方を探しているんですが・・・料金も1人¥750でバス(¥900)より安いですし・・」と美味しいお話を持ちかけられる。
即答で「お願いします!」


駐車場内にある無料の足湯。


5:35<0分>猿倉荘
相乗りタクシーのおかげで早く到着できました。
山荘で登山届けを提出。注意事項を聞いてからいざ出発。


大きなブナの樹林帯を登ります。


すぐに林道に出ます。しばらく林道歩き。


眼前には白馬岳


林道終点。ここから登山道


6:43<68分>白馬尻小屋


ビールの誘惑・・・美味しそう♪♪
ここは大雪渓の入口。アイゼンを忘れた人はここで購入可能(¥1000)


大雪渓はひんやりとして気持ちが良い。


こうやって縦列を組んで歩いているとなんでもないようですが、何年かごとにこの大雪渓で落石にゆる負傷者が発生しています。
決して侮ってはいけないということです。


深山金鳳花(ミヤマキンポウゲ)
キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草高山植物
北海道〜中部地方以北の亜高山帯〜高山帯の湿り気のある場所に生え、雪渓周辺に大群落をつくることが多い。
高さは10〜50 cm。葉は大きく3つに裂け、 裂片はさらに細かく裂けている。花は黄色い直径2 cmほどの5弁花で、丸みを帯びている。花期は7〜8月。雪解けあとに開花する。
基準標本は、木曽駒ヶ岳のもの。田中澄江が『新・花の百名山』の著書で、ミヤマキンポウゲなどの高山植物と北ノ俣岳を紹介した。秋田県レッドリストの絶滅危惧II類に指定されている。南アルプス仙丈ヶ岳などでは、ミヤマキンポウゲを含む高山植物がシカの食害を受けて減少傾向にあり、防護柵による回復実験が行われている。


白山風露(ハクサンフウロ)
フウロソウ科フウロソウ属の多年草高山植物の一つ。
東北地方〜中部地方伊吹山まで)に分布。高山の雪渓周辺の草地に生える。高さは50cm程度。花期は7〜8月。花色は紅紫色。花弁は5枚。


車百合(クルマユリ)
ユリ科ユリ属の多年草
高さ30-80 cm。花の大きさは5-6 cm、茎の上部に数個が互生する。6枚の花被片はオレンジ色で、濃紅色の斑点がある。花期は7-8月。葉が茎の中央部で6-15枚輪生し、その上部に3-4枚まばらにつく。和名は、茎に輪生する葉を車輪の輻(や)にたとえたことに由来する。学名はアメリカ人の植物学者のエイサ・グレイが命名した。
花言葉は、純潔、多才な人など。また、9月6日の誕生花のひとつに選ばれている。


深山唐松(ミヤマカラマツ)
キンポウゲ科 カラマツソウ属。
分布: 北海道、本州、四国、九州。東アジア
花期: 7〜9月
特徴: 高さ30〜80cmの多年草。根生葉は2〜3回3出複葉で長柄がある。小葉は長さ1.5〜8cm、裏は白っぽい。花序は散房状、直径約8㎜。そう果は倒卵状披針形で長さ約4㎜。低山帯〜亜高山帯の日陰の湿った林内や岩上に生える多年草


雌宝香(メタカラコウ)
本州、四国、九州に分布し、山地や深山のやや湿った草地、林縁に自生する。
花茎の高さは60cmから1m程度になる。根出葉はフキに似て長い葉柄があり、三角状心形で径20cmから40cmになり、葉の縁は鋸歯状になる。茎につく葉の葉柄は茎を抱く。花期は6月から9月で、茎の上部に黄色い頭花を総状につける。総状花序の下から上へ開花していく。
全体がオタカラコウに似るが、オタカラコウの頭花の舌状花が8個程度であるのに対し、メタカラコウは1個から3個程度で、また全体的に小ぶり。


白山一華(ハクサンイチゲ)
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。種小名の narcissiflora は、スイセン Narcissus のような花 という意味である。
高山植物の代表種で、中部地方以北から東北地方の亜高山帯から高山帯の湿った草原に生育する。花期は6 - 8月で、しばしば、雪渓が解けた跡に群生が見られる。白色の花弁に見えるのは萼片で5 - 7枚ある。萼片が緑色に変わった個体はミドリハクサンイチゲ f. viridis と呼ばれる。
日本各地に近縁種や変種があり、東北地方以北にはエゾノハクサンイチゲ、四国の高山にはシコクイチゲが分布する。
田中澄江が『花の百名山』の著書で、富良野岳を代表する高山植物の一つとしてエゾノハクサンイチゲを紹介した[1]。また『新・花の百名山』で、浅間高原を代表する高山植物として、ハクサンイチゲとヒメシジャンなどを紹介した。


雪渓の下から流れ出る融水はとても冷たく暑さを和らげてくれます。


再び雪渓を横断します。ここはアイゼン無しで。


8:46<191分>避難小屋

出会った花