槍ヶ岳〜大キレット〜奥穂高岳(その7)

登山3日目は悪天候により、予定を変更して涸沢から下山することに・・・雨の中スタスタと歩きました。往路と同じ道もなんなので明神池を経由して観光気分を味わいました。明神池周遊を終えて河童橋までの遊歩道歩きへ・・・


明神池から河童橋までは写真のような木道を歩きます。


清流と森林がとても気持ちの良い遊歩道です。
どこかの大学の研究では、休日、街に遊びに行くよりも緑のあるところへ行ったほうがストレスが解消され体も休まるとの報告でした。
私はほとんど山に行っているので関係ないですが、納得です。


岳沢への分岐です。ここから前穂高岳へ向かいます。


幻想的な景色


赤みを帯びてきました。


ホテル白樺荘
お店の前の売店ではソフトクリームやらコロッケやら、美味しそうな誘惑で一杯でした。


10:23<389分>河童橋


河童橋より上流側


河童橋より下流側


登山客だけでなく避暑地としても有名な上高地
写真を撮る人、絵を書く人、のんびりと時間が流れている。
この雰囲気がとても良かったです。


10:20<386分>上高地バスターミナル
丁度、10:20発の沢渡駐車場行きに間に合いました。
バス代 ¥1200


沢渡第二駐車場
実はこの第二駐車場内には足湯が設置されています。
人気があるとか・・・行きのタクシーの運転手さんに聞きました。ということで、早速足湯に入りました。


湯音がデジタル表示されています。


約20分間浸かりました。気持ちよかった〜


そして大雨
【感想】2泊3日の槍ヶ岳西穂高岳縦走は天候の影響で穂高岳までの縦走に終わりました。残念ですが仕方がありません。15年前・・・26歳のときにこのコースを走破しています。登山暦も無く、ただただ先輩の後ろを付いて行くだけでしたが、そのときは噂ほど大変なところだとは思いませんでした。中年になった今、単独でのチャレンジでしたが、北穂高岳涸沢岳どちらも非常に危険で苦労しました。脛や膝頭はあざだらけです。滑落事故に遭遇するというハプニングにも見舞われ、改めて安全登山、特に岩峰を登るときの三点支持の大切さが身に染みました。あとはあくまで私の想像ですが、滑落者が滑落したとき、細尾根で4人くらいが重なる状況でした。後ろから登山者が迫りあせって落ちた可能性も十分考えられます。自分が焦ることも、他人を焦らせることも、決してしてはいけないとつくづく思いました。この経験を今後も生かさなくてはいけません。槍ヶ岳では夕方奇跡的に晴れて、2日目の北穂高岳奥穂高岳も晴れたので、結果的には十分満足しました。登り残したジャンダルム・・・またいつの日か再チャレンジですね!