槍ヶ岳〜大キレット〜奥穂高岳(その3)

槍沢ロッヂからは槍沢を進む。途中小さな雪渓を横断すると、お花畑が広がる。シナノキンバイがまだ咲いていたのには驚きました。トリカブトやリンドウなど秋のお花が沢山咲いていました。緩やかに沢沿いを登り上げると、急斜面に変わります。天狗原の分岐を過ぎて、殺生ヒュッテまで順調に登り上げました。


槍ヶ岳本流へ向かいます。ここは上から吹き降ろす風が強かった。


槍ヶ岳分岐


12:51<715分>槍ヶ岳山荘


入口横の自動販売機
山荘に入ると暖かい。カメラのレンズが曇る。テントの受付を済ませます。
テント1張り、¥500。ここでは場所も指定されるので、好きなところに張ることはできません。
No,4に張ってくださいとのこと。


テントを設営し、昼食にしました。カップメンが美味しかった。


休んでいると雨が降ってきました。ウトウトいつの間にか眠ってしまい外の声で目が覚める。「槍ヶ岳が見えるよ!


スゴイ・・・夕方になり奇跡的に天候が回復しました。
槍ヶ岳どころか周りの景色も良く見えます。これは山頂に登らなくては・・・
急いで着替えを済ませ、完全防備で山頂へ向かいました。


小槍


アルプス一万尺 小槍の上で アルペン踊りを 踊りましょ ♪の有名な歌の歌詞に出てくる小槍ですが、実際は小さくて踊ることなんてできません。


槍ヶ岳山頂
槍ヶ岳】プロフィール
槍ヶ岳(やりがたけ)は、飛騨山脈北アルプス)南部にある標高3,180mの山である。山域は中部山岳国立公園に指定されており、日本で5番目に高い山である。長野県松本市大町市岐阜県高山市の境界にある。初登攀は中田又重郎と修行僧の播隆上人。日本百名山新日本百名山及び花の百名山に選定されている。通称「槍」。名前の如く天に槍をつく形が特徴的な高山であり、その形から「日本のマッターホルン」とも言われる。登山者でにぎわい、穂高岳などと共に多くの登山者の憧れの的となっている。開山者は、播隆上人(1786年 - 1840年)である。
そのピラミダルな山容にふさわしく、槍ヶ岳は四方に尾根と沢を伸ばしている。尾根は東西南北に、東鎌・西鎌・槍穂高・北鎌の四稜、沢は東南に槍沢、南西に飛騨沢(槍平)、北西に千丈沢、北東に天丈沢の四沢である。梓川源流部の槍沢上部標高2,500m付近の天狗原に、天狗池があり周辺は氷河公園と呼ばれている。周辺は圏谷(カール)地形となっている。


就寝です。明日もがんばる