曇り空の早朝4:32、真っ暗な中、ヘッテンを点けてスタート。熊が出そうで怖かった。最近、里の方では熊の目撃情報、農作物の被害などが報告されています。注意しながら進みました。展望があまりよくない中、白毛門、笠ケ岳と無事に山頂を踏み、次の朝日岳へ向かう。進むにつれて、草紅葉が出てきて、時折晴れ間も・・・期待が高まる。
朝日岳が目の前に聳えるが、このような登り降りを数回繰り返す。
近いようでなかなか着きません。
蛇紋岩が見えてきました。至仏山に似ています。
この辺りからホソバナユキソウが沢山群生しています。
何もない・・・という人がいますが、この花もない草だけの草紅葉がまた好きです。
紅葉を見ると、今年も終わるんだな〜と感じます。
夏は暑かったですが、今年もあっという間でした。
山頂直下の池塘
7:53<201分>朝日岳山頂
【朝日岳】プロフィール
谷川連峰の東にそびえ、国境稜線から朝日岳を経て笠ケ岳、白毛門へと南下する山列の最高峰。連峰東部の盟主的存在でもある。山頂北のジャンクションピークから北に伸びる国境稜線は大鳥帽子山、柄沢山を経て上越の名山・巻機山からさらに奥利根の山並みへと続いている。山頂周辺は蛇紋岩地のため、ホソバナユキソウなどの珍しい植物が多く、山頂北側に広がる朝日の原の湿原はまさに高山植物の宝庫で夏には雲表の花園が広がる。山頂からは谷川連峰、奥利根、尾瀬、武尊などの2000M級の高山が織り成す雄大な眺望が楽しめる。連峰東部の最深部にあたり、日帰りでの往復は困難。一泊での縦走を薦める。(上毛新聞社 ぐんま100名山より)