苗場山

10月4日(木) 曇り/雨 28.1℃
コース】第二リフト町営駐車場<6:41>━━和田小屋<6:56>━━下ノ芝(7合目)<7:35>━━中ノ芝<7:59>━━上ノ芝<8:08>━━小松原分岐<8:13>━━神楽ヶ峰(8合目)<8:23>━━雷清水<8:35>━━苗場山<9:10>━━雷清水━━神楽ヶ峰━━小松原分岐━━上ノ芝━━中ノ芝━━下ノ芝━━和田小屋<11:10>━━第二リフト町営駐車場<11:24>
トータル行動時間 4時間43分


6:41<0分>第二リフト町営駐車場


6:56<15分>和田小屋


7:35<54分>下ノ芝(7合目)
この辺りから雨も強くなり雨着を着用。


御前橘(ゴゼンタチバナ)
ゴゼンタチバナ(御前橘、学名: Cornus canadense)は、ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ亜属の多年草である。
高さ 5–15 cm。葉は2枚の対生葉と液性の短枝に2個ずつ葉が付き、計6枚の輪生に見える。花の咲く株は葉が6枚にまで成長したものである。花期は6–8月。花は4枚の白い総苞に囲まれハナミズキヤマボウシに似ている。秋にハナミズキに似た核果が直径 5–6 mm の赤い果実をつける。


綺麗な草紅葉ですが雨が・・・


7:59<78分>中ノ芝


8:08<87分>上ノ芝


8:13<92分>小松原分岐


御山竜胆(オヤマリンドウ)
オヤマリンドウ(御山竜胆 Gentiana makinoi)は、山地の亜高山帯、湿地や草地に生えるリンドウ科リンドウ属の多年生植物。秋の湿原を代表する花の一つ。中部地方以北の亜高山帯、湿原や草地に生える多年草。エゾリンドウに似るが少し小さい。日本の特産種である。葉の形は広披針形で、10 - 20対が互生する。根茎は太く、株から複数の茎が直立し、高さ60cm程度となる。茎の先端部に、複数の濃紫色の花をつける。 花は細長くすぼまった形で長さ2 - 3cm、花弁はわずかに開くのみである。花期は8 - 9月。


8:23<102分>神楽ケ峰(8合目)


木道工事の資材・・・現在山頂までの木道工事中。登山道には資材や発電機がところどころ点在していました。


8:35<114分>雷清水
工事中・・・水が汲みやすいように工事しているそうです。


お花畑の標識のところでは工事業者が宿泊するプレハブ小屋とバイオトイレが設置されていました。
まだ若い職人さんが雨の中、一生懸命に働いていました。工期があと1週間、終わるまで帰れないのでキツイと話していました。ご苦労様です。


やっと湿原に到着・・・天候はイマイチですが草紅葉は綺麗でした。


9:10<149分>苗場山山頂
苗場山】プロフィール
苗場山(なえばさん)は新潟県南部、長野県北東部の県境に位置する標高2,145mの火山。苗場山成層火山。山頂から南西方向に緩やかに傾斜し、山頂から北に向かう稜線の西側は侵食カルデラである。山頂南西側の平坦面には湿地が形成され、小さな湖沼が点在する(国土地理院地図)。山頂の湖沼にはミヤマホタルイやヤチスゲが苗のように繁って苗代田のような外観を呈していることから、山名を「苗場山」としたとの説がある。ほか、古くは地震のことを「ナイ」と云い、古人は地震がこの山から起こると想像したための付名との説もある。古くから稲作の守り神としての信仰を集め、山頂には伊米神社が祀られている。日本百名山の一つで上信越高原国立公園に属する。東側の山麓はスキーリゾートエリアとしても知られる。苗場山麓のスキー場としては田代、かぐら・みつまたがあり(苗場スキー場は苗場山の山麓には位置しない)、上越国境地域のスキー場では滑走可能になる時期が早いことで有名。西側の山麓、中津川に沿った峡谷には秘境・秋山郷がある。山頂付近の南西麓には湿地帯が広がっている。環境省日本の重要湿地500では第1基準で高層湿原および雪田草原に指定されているが、選定理由として挙げられている植生は『ヌマガヤ群落、イワイチョウ-ショウジョウスゲ群落、ヤチスゲ群落、ミヤマホタルイ群落など』となっている。この山頂部湿地帯は高層湿原および雪田草原と類される一方で、植生は貧養ではあるものの、先出のとおりカヤツリグサ科の多年草が主体で、ほかナエバキスミレ、トキソウなど、日当たりの良い原野や湿地に生える草本が繁茂しており、また泥炭層も0.3-1.0m程度と云われているなど薄く、湿原部分は高層化の途上にある中層湿原、あるいは湿原ではない原野や単なる湿地が主体と云える。


山頂では奈良県からいらした単独の女性とお話をしました。
5日間で群馬と新潟の百名山を登ったそうで、特に上州武尊山が綺麗だったと語っていました。
群馬県には日帰りで登れる素晴らしい山が沢山あって羨ましいと言われました。


11:10<269分>和田小屋


11:24<283分>第二リフト町営駐車場
【感想】今日は天気予報を見て、苗場山に決定しました。駐車場に到着すると辺りは真っ白。登りだせば山頂に着くころには晴れるだろう?と予測しましたが、大きく期待を裏切られました。6合目を過ぎたところで雨が強くなり雨着を着ました。すると下山者がやってきて「雨が強くなってきたので帰る」とのこと。登るにつれて強くなる雨。雨の中をひたすら突き進み無事山頂を踏むことができました。山頂の湿原や池塘も綺麗でしたが、晴れていればもっと良かったことでしょう。今日は雨ということもあり、写真も少なめ。また次回を期待して苗場山をあとにしました。草紅葉が綺麗でした。