高妻山(その3)


シラネアオイの咲く稜線を歩く・・・最後の登り(急斜面)が姿を現す。


シラネアオイ(白根葵)


オオバミゾホウズキ(大葉溝酸漿)


オオバミゾホウズキ(大葉溝酸漿)


身長より高い笹


ほとんど休憩を取ることなく歩いてきたのでこの最後の急斜面はきつかった。


気合を入れる


ハクサンチドリ(白山千鳥)


山頂はすぐそこだ


8:32<177分>阿弥陀


岩帯を歩く・・・北アルプスの山々と似ている。


8:35<180分>高妻山山頂
高妻山】プロフィール
高妻山(たかつまやま)は、新潟県妙高市と長野県長野市に跨る標高2,353mの山。戸隠連峰の最高峰で戸隠裏山の一峰。日本百名山のひとつ。別名「戸隠富士」<日本百名山である高妻山へ至る登山道の新しいルート>
戸隠牧場から弥勒尾根を経由して六弥勒にとりつき、従来のコースに接続します。
この登山道は、以前から高妻山への登山道として利用されていましたが、長野市が平成24年6月6日付けで正式に北信森林管理署から借受け、整備をしました。従来の一不動経由の登山道と比べ鎖場など危険箇所が少なく距離も短いですが、竹の根が多く、雨が降ると滑りやすいので十分ご注意ください。(長野市HPより)


山頂に到着するとガスに包まれてしまい・・・展望は望めず、残念


タンポポ(蒲公英)


ミヤマダイコンソウ(深山大根草)


ミヤマダイコンソウ(深山大根草)


シラネアオイ(白根葵)


9:44<249分>六弥勒


黒い雲が覆ってきたので早足で下山・・・


天気の良いうちに帰ってこられてよかった


戸隠牧場に向かって真っすぐ降りてゆく、変化の無い道が長く感じさせる。


登りの時よりハルゼミの声が多くこだまする。


10:49<314分>戸隠牧場駐車場
【感想】初めての高妻山。予定では登りに一不動コース、下りに弥勒尾根コースを歩くつもりでしたが、土砂崩れによる通行止めで弥勒尾根コースのピストンとなってしまいました。弥勒尾根は一不動コースに比べて緩やかで歩きやすいということです。コースの好みは人それぞれ・・・私はこのコースのピストン、ちょっと物足りなさを感じてしまいます。他の方のレポートを見ても、戸隠連峰の特徴である切り立った岩場などがやはりこの山の醍醐味のような気がします。シラネアオイなどもありましたが決してお花を楽しむような山ではないです。ですから次回は戸隠神社から乙葉山までの十三の祠を巡る修練の道をたどりたいですね・・・<追記>長野市戸隠の戸隠山(標高一、九〇四メートル)の山頂付近で二十二日に男性登山者が滑落した遭難事故で、長野中央署は二十四日、滑落した群馬県高崎市の会社員吉田恒雄さん(65)を見つけ、県警ヘリで収容した。吉田さんは市内の病院に搬送されたが、死亡が確認された。署によると、吉田さんは山岳会の仲間七人と日帰りの予定で登山。両側が崖の「蟻(あり)の戸渡り」という難所を通過中に、約二百メートル下に滑落したという。
登山中にヘリコプターが飛んでいたのは知っていたが遺体の収容中だったのですね。それも同じ群馬県出身の方だとか・・・通行止めはこの滑落事故とことが関係するのか?ご冥福をお祈りいたします。