4月23日(日) 晴れ
国内でも有数の豪雪地帯にそびえる伊吹山。 近年では温暖化の影響か積雪量も減少傾向ですが、近畿・東海地方では本格的な冬山を楽しめる貴重な山のひとつです。
【コース】三之宮神社登山口<7:45>---伊吹山<9:45>---三之宮神社登山口<12:00>
トータル行動時間 4時間15分(同行者 広美)
国道より伊吹山を遠望三ノ宮神社前は有料駐車場¥400~500となっています。もったいないので、少し離れたコンビニの駐車場へ車を停めました。
田んぼの横をしばらく歩きます。のどかな田園風景。写真のコンベアは以前に操業していた、住友大阪セメントのものです。石灰質でできた伊吹山はセメントの原料としてしばらく稼働していましたが平成15年に操業を停止しました。百名山にこんなものが・・・驚きました。
三ノ宮神社に到着。
7:45<0分>伊吹山登山口出発
スミレ
1合目 伊吹高原荘 こちら名物柴犬がいるそうですが、立ち寄ることはありませんでした。
旧スキー場の道を登ってゆきます。
2合目
山桜・・・おわりかけ。バックに琵琶湖が広がる。
伊吹山が前方に見えてきました。
峰桜と伊吹山。好天に感謝。
カタクリもちらほらと・・・
5合目公衆便所 きれいでした。
ここから登りが急になります。
避難小屋が見えてきました。
後ろを振り返ると
避難小屋到着
7合目
8合目
稜線へでました。
山頂へ
山頂直下に大きな雪渓が
雪渓と広美
山頂にある御堂に到着
私、倭の武尊
猪が・・・ビックリ
おっことぬし(伊吹山)
白猪(いぶきやまのおっことぬし)古事記に記載のある雄の動物神。第十二代 の皇子である を死に追いやった、伊吹山のイノシシな神。おっことぬしという名が古事記に出てくるわけではない。尾張の新妻ミヤズヒメと、生理中にもかかわらず無事に初夜を過ごしたヤマトタケルは、慢心したか、ミヤズのところに草薙の剣を置いて、伊吹山の神退治に出かける。途中、白い大きなイノシシに遭遇、「オマエは神の使いか何かだろう、帰りにでも片づけてやる」と大口をたたいたが、実はそれが伊吹山の神だった、というオチ。その神罰に遭ったヤマトタケルは瀕死の重傷を負い、三重方向に逃走。有名な「大和は、まほろば」のほか、「ミヤズのところに置いてきた愛しの剣・草薙の剣よ~」などの歌を数首残しつつ、能煩野(現 三重県亀山市)にて逝去。古事記において、おっことぬし風のイノシシな神が三度登場するが、これはその初め。その後の二度は、応神天皇(神功皇后)の御世と、雄略天皇の御世。
山頂では素晴らしい景色が待ち受けていました。絶景を眺めながらみなさん食事を摂っています。
白山・・・深田久弥もここで見た白山がなんと美しいことかと書いていました。本当に美しかった。
日本武尊像
日本武尊像
9:45<120分>伊吹山山頂
標準コースタイム(上り)3時間50分(下り)2時間30分のところ、上りは約2時間でした。
弥勒堂
白山
弥勒菩薩にお祈り。広美は必ずお祈りします。
山座同定・・・適当なつくりなので正確性がありません。山小屋でビールを購入。疲れた体に最高~体に最高~
伊勢湾まで見渡せるみたいですね?
南側は有料道路(¥3000)を使って山頂近くまで来ることができます。
山小屋のメニュー。いっぱいあったので思わず写真をとりました。卵とじうどんとか関東では見かけないかな?
ゆっくり休んで体も冷えたので帰りましょう。
素晴らしい景色を見ながら下山します。
急斜面を一気に降りてきました。
伊吹山は新花の百名山に数えられ、伊吹麝香草(イブキジャコウソウ)が有名です。6月頃開花なので今回は見ることができませんでした。
ヒロハナアマノ
加速する2人
クサボケ
テングチョウ
ウイルソン株・・・うそ
12:00<4時間15分>三ノ宮神社登山口
山頂でゆっくりしても4時間弱で往復できました。久しぶりの登山で筋肉痛でしたが次回の屋久島縦走(テント泊)を思うともう少し練習が必要かも?