三国山・大源太山

9月12日(月) 晴れ 33.6℃
【コース】三国峠登山口(新潟県側)<8:10>━━三国峠<8:33>━━三国山<9:13>━━三角山<10:19>━━大源太山<10:39>━━三角山━━三国山━━三国峠━━三国峠登山口<12:30>
トータル行動時間   4時間20分


8:10<0分>三国峠登山口


昨夜は雨が降ったのか?地面は少し濡れていました。
念のためスパッツを装着してのスタートです。


川を渡り、ブナやミズナラの森を歩くと、少ししたところで、こちらの『三国権現御神水』が現れます。
他の方のブログでも紹介されていましたが、冷たくてとても美味しい湧き水でした。


朝1番で山に入るのはちょっと怖いですよね。
初めての山で、情報も少ないし、熊が出そうで不安になります。


8:33<23分>『御坂三社神社
ここにはこの峠を越えた60人の人々が石碑に刻まれています。
平安時代坂上田村麻呂の伝説に始まり、上杉謙信、参勤交代の北国大名、佐渡と新潟奉行、伊能忠敬良寛禅師、小栗上野介、河合継之介から与謝野晶子川端康成と続いている。
登山の安全を祈願しました。


【三国山】プロフィール
三国街道は上州と越後を結ぶ交通の要塞であり、三国峠は旅人にとっては最大の難所であった。慶長14年(1609年)には、正式に道中奉行の支配下に入り、五街道に準じた宿駅が整えられた。
峠の御坂三社神社は、上野赤城明神、信濃諏訪明神、越後弥彦明神を祭り、上野、信濃、越後の国境とした神社である。(上毛新聞社 ぐんま100名山より)


オトギリソウ


ウメバチソウ


ツリガネニンジン


三国峠から三国山山頂までは、このような木道が続きます。
急斜面を綺麗に施工されていて感心させられました。


後ろを振り返ると、苗場スキー場が見えます。
木道には途中に沢山のベンチが置かれていて、休憩することができます。
7月のニッコウキスゲが咲くころは大変な賑わいだそうです。


ナナカマド


オヤマリンドウ


9:13<63分> 三国山山頂   


幸福の鐘を2度鳴らし、山頂を後にしました。
山頂は開けていますが、ガスであまり展望がよくありませんでした。


三国山山頂から大源太山までは、山尾根を進みます。
ハイキング気分から一変して、上信越国境の山らしい、山深い雰囲気になります。


日陰部分は長雨の影響なのか、ぬかるんでいて歩きにくかったです。



アブが沢山飛んでいました。


テンの高糞


10:19<129分>三角山山頂 


山頂から見た、大源太山の尾根。


10:39<149分> 大源太山山頂 


【大源太山】プロフィール
大源太山は群馬・新潟県境の平標山と三国山のほぼ中間にあり、みなかみ町側に少し張り出している。
この山は単独で登れれることは少なく、三国山から平標山への縦走または逆コースの縦走の途中で登られることが多い。
しかしこの、三国峠から往復するコースは常に両県側の展望に恵まれ、また花が多くて楽しめるコースである。(上毛新聞社 ぐんま100名山より)


今回の登山は周りが比較的ガスで覆われていたので展望はイマイチでした。
写真の三角山から大源太山を望む尾根が一番美しかった。


12:30<260分>駐車場
駐車場には6台の車が停めてありました。みなさん三国山登山です。
地元新潟県のご夫婦、埼玉県から来た夫婦、単独のおじさん・・・・etc  沢山のお話を聞かせていただきました
【感想】今回の登山。大きな過ちを犯しました。水を500mlのペットボトルしか持参しなかったのです。空のビニール水筒を持参したものの、水を入れるのをうっかり忘れました。途中で気づいたときには既に遅く・・・仕方なく一気に山を登るしかなくなりました。結果、ガイドでは6時間10分かかるところを、4時間20分で歩いてしまいました。正直、心に余裕が無くて非常に疲れました。お花を楽しんだり、景色を楽しむだけなら三国山だけでも充分だという印象です。やはり、7月中旬のニッコウキスゲの時期がお奨めだそうです。