日光白根山(その1)

7月16日(月) 晴れ 35.4℃
コース】菅沼登山口<11:06>━━弥蛇ヶ池<12:15>━━五色沼<12:38>━━五色沼避難小屋<12:55>━━日光白根山(奥白根山)<13:40>━━弥蛇ヶ池<14:12>━━菅沼登山口<15:04>
トータル行動時間     3時間58分


11:06<0分>菅沼登山口
遅い到着のため、駐車場は満杯、隣のドラブインに停めました。


金精山方面


白山石楠花(ハクサンシャクナゲ)
北海道・本州・四国と朝鮮半島北部の亜高山帯から一部はハイマツ帯まで分布する。樹高は、亜高山帯では3mほどにもなるが、ハイマツ帯では環境が厳しいため50cmにも満たない場合がある。花は白から淡い紅色で、内側に薄い緑色の斑点がある。亜高山帯の暗い針葉樹林内を彩る代表的な花である。


12:15<69分>弥蛇ヶ池


左折して五色沼


雉莚(キジムシロ)
茎の高さは5-30cmになる。葉は奇数羽状複葉で5-7枚、まれに3-9枚の小葉からなり、先端の小葉3枚が大きい。小葉の形は楕円形で縁には鋸歯がある。托葉があり、形は披針形で帯褐色となる。花期は4-5月で、花茎に黄色で径15-20mmの花を多数つける。萼片は5枚で卵状披針形、花弁も5枚で長さは6-12mmになる。果実は痩果となり、卵形となる。
和名の由来は、花後の葉が放射状に展開し、その株の姿がキジが休むムシロに例えられたことによる。
種小名 (fragarioides) は「オランダイチゴに似た」という意味。


白花の蛇苺(シロバナノヘビイチゴ)
根茎は肥厚し、枝はよく分枝し、長い匍匐枝を伸ばし、地をはう。
葉は根生し、長い葉柄をもった3小葉からなる。頂小葉は卵形から長楕円形で長さ2-5cm、各小葉は側脈が目立ち、縁には鋭い鋸歯があり、裏面には伏毛がある。葉柄と花茎に開出毛がある。
花期は5-7月。細い花茎の先端に少数の花をつける。小花柄の毛はやや斜上し、果時には湾曲して下向きに果実(果床)をつける。花は白色で径15-20mm、円い花弁は5個で、萼片、副顎片も5個になる。雄蕊は黄色で長さ3-4mmになり、果実(果床)は花後に径1cmの球形から卵形になり、赤熟し、食用になる。


12:38<92分>五色沼


奥白根山


白山千鳥(ハクサンチドリ)
高さは10〜40cm。花期は6〜8月で、茎の先端に総状花序の赤紫色の花を多数つける。まれに白花の個体もある。花冠は唇形であり、先端が3裂している。
和名は白山に多いこと、花の付き方が千鳥の飛ぶ姿に似ていることから名付けられた。
花が美しいことから園芸店などでしばしば販売されるが、北方寒冷地の植物であるため暖地での栽培は困難である。 株自体の寿命も長くはないようで、増殖率も良くないため寒冷地でも維持はそれほど容易ではない。 無菌播種などによる増殖は可能だが、播種培地に高濃度の硝酸イオンが含まれていると初期成育が阻害されるなど、一般に商業生産されているランと培養特性はかなり異なる。


12:55<109分>五色沼避難小屋


ニホンジカが食事中


人間慣れしているようで近づいても逃げません。
小さな泣き声を発して、甘えているようでした。
出会った花