赤城山(駒ケ岳)

3月8日(木) 曇り 11.0℃
【コース】鳥居峠P<8:14>━━篭山━━駒ケ岳<9:54>━━大タルミ━━車道(赤城神社前)━━覚満淵<11:09>━━鳥居峠P<11:25>
トータル行動時間    3時間11分


8:14<0分>鳥居峠駐車場


篭山・・・ここから尾根伝いに歩くと駒ケ岳の登山道に出られます。
昭文社山と高原地図」には登山道として表記されていない道です。


まずは岩峰の左側を巻いて進みました。
霧氷の氷が解けて、雪の上に雨のように落ちてきます。
積雪は膝下程度ですが、湿った雪なのでなかなか進みません。一歩一歩。


実はこのコース、いつもホームページを拝見させて頂いている『気ままな男の山歩き』の赤城良常さんの辿ったコースです。
面白そうだったので早速真似てみました。


赤城さんが歩かれたときは降雪の後だったので気持ちが良かったようですが、ここ数日温暖な気候続きで雪が解け始めたこの登山道では少し勝手が違います。


地蔵岳


疲れてきた。今日は息が苦しい。


南側の斜面では雪がほとんど解けているところが見られました。
急斜面なので雪が深くても尾根を歩きます。


更に雪が深く・・・


駒ケ岳登山口に降りる鉄階段の前が見えてきました。


1時間以上ラッセルを続けたので疲れました。コーヒータイム。


大タルミからの急斜面下山に備えて軽アイゼンを装着。
買ってから数回使用でスノープレートが両足とも割れました。


駒ケ岳までの登山道はだいぶ踏み固められていますが、前回よりも踏み抜いた跡が多く見られました。


9:54<100分>駒ケ岳山頂


地面に落ちる霧氷

霧の中、霧氷が地面に落ちる音がだけが聞こえます。


大タルミ


霧が晴れて黒桧山が現れました。
ピッケルを持った青年がこちらに歩いてきました。挨拶をするが無愛想な感じ・・・格好からして赤城山は初めてだったのかな?


大タルミからは一気に赤城神社目指して降ります。


新雪の下山時ラッセルなら気持ちよく歩けますが、ここは違いました。
雪の表面は凍っていて中は湿った雪。しかも急斜面のため、股下まで埋まります。
最初はコツがつかめずなかなか進まなかったですが、だんだんコツをつかんできました。


赤城さんのHPによると啄木鳥橋の所に出るようでしたが、だいぶ外れてしまいました。
あとから読み直したら、下山時は左寄りに進路をとり、森林地帯を歩いたほうが雪が少ないとのことでした。
私は砂防堤の横を降りてきたので最後まで雪が深かった。


今日もワカサギ釣りの人が来ていました。


私も早速大沼に入ろうと足を踏み入れたところ・・・水!!

氷の上の雪が解けてべちょべちょでした。仕方なく引き返す。


釣りの人を良く見ると、濡れないように何かに腰掛けていますね。


地蔵岳


道路もそうですが駐車場も雪が無くなっていました。


次は覚満淵へ


11:09<175分>覚満淵
シカの食害が深刻なため、ネットが張り巡らされていました。


せっかく来ましたが霧で真っ白


11:25<191分>鳥居峠駐車場
【感想】短時間でしたが今まで知らなかったコースを歩けて良かったです。(赤城さんのおかげ)また、腿を上げて沢山ラッセルしたので雪山を歩いたという充実感でいっぱいになりました。赤城山も少し飽きてきたのでこうやって自分でコースを開拓できたらまた楽しいでしょうね?