谷川岳・茂倉岳・武能岳(その2)

早朝3:08に土合駅を出発。暗闇の西黒尾根を黙々と登る。朝日を浴びる谷川岳・・・素晴らしい光景にテンションが高まる。順調にトマノ耳〜オキノ耳と山頂を踏んだ。土合駅からここまで169分。(前回6/14来たときは167分)ほぼ同タイムだ。これが私のペース基準のようだ。この高揚感?なぜだろう?と思う。尾瀬のときもそうなのだが、谷川岳には不思議な魅力を感じる。さあ、ここから更に縦走が続く!


本日の山行の安全祈願をする。


主稜線を振り返る。


一ノ倉岳


のぞき


一ノ倉岳


再び主稜線を振り返る。先日登った万太郎山と吾策新道を眺める。


オキノ耳とトマノ耳


またまた主稜線を振り返る。右手に苗場山も良く見える。


6:38<210分>一ノ倉岳山頂一ノ倉岳避難小屋(1〜2人)


中芝新道方面


正面奥が茂倉岳


右手に武能岳も見える。日本海まで遠望できそうな青空。梅雨の合間の好天に感謝です。


一ノ倉岳山頂から茂倉岳にかかるこの笹原が私は大好きです。特に黄金色に輝く草紅葉は素晴らしいのです。
谷川連峰の険しさのなかにある癒しの道です。


再びオキノ耳とトマノ耳を振り返る。


オジカ沢ノ頭


万太郎山


茂倉岳


万太郎山


巻機山までよく見えます。


オジカ沢ノ頭


万太郎山


茂倉岳


残雪も


武能岳と巻機山


茂倉岳


オジカ沢ノ頭


万太郎山


武能岳


ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
北海道〜中部地方以北の亜高山帯〜高山帯の湿り気のある場所に生え、雪渓周辺に大群落をつくることが多い。
高さは10〜50 cm。葉は大きく3つに裂け、 裂片はさらに細かく裂けている。花は黄色い直径2 cmほどの5弁花で、丸みを帯びている。花期は7〜8月。雪解けあとに開花する。


オキノ耳とトマノ耳


6:54<226分>茂倉岳山頂


茂倉新道方面
昨日、茂倉岳避難小屋に泊まった人の話では登山道は荒れ気味とのこと。


土樽PA方面


武能岳、巻機山方面


武能岳に向かって一気に標高を下げます。



左手の尾根上に茂倉岳避難小屋が見えます。
今日であった宿泊者が「新しくなって非常に良くなった」と話してました。
【茂倉岳避難小屋】H6新築:冬期雪に埋まる:木造:床板張:20名収容:小屋脇にトイレあり:水場小屋裏30m:利用者多数:夏期2週に1度清掃:チップにご協力ください。(湯沢町HPより)


乳房の形に似てる?オッパイ岩と命名します。


笹平・・・スピードが出せそうな道に見えますが、道幅も狭くやや歩きづらい道です。
この辺りから武能岳から来る登山者とすれ違い始めました。
みなさん苦痛の表情です。武能岳〜茂倉岳間は標高差200mほどの長い登りです。
白毛門からの馬蹄形縦走では最後の難関になることでしょう。


一ノ倉岳


茂倉岳


武能岳

出会った花


ゴゼンタチバナ(御前橘)


ミヤマオダマキ(深山苧環
ミヤマオダマキ(深山苧環、学名:Aquilegia flabellata var. pumila)は、キンポウゲ科オダマキ属の多年草。北海道〜中部地方以北、南千島から朝鮮北部、樺太に分布する高山植物である。園芸品種として改良されたものが山野草として栽培されるが、高山性のものとしては栽培しやすい方である。秋田県宮城県群馬県・石川県でレッドリスト絶滅危惧種(絶滅危惧I類)と岩手県で絶滅危惧II類に指定されている。