巻機山(その2)

桜坂駐車場を出発。井戸尾根コースからスタート・・・ちょっと肌寒かったですが、すぐに体も温まり、快調に8合目辺りまできました。素晴らしい眺めにテンションも上げ上げ♪前巻機山からは雪道も出てきて、なかなか変化のある登山道でした。巻機山山頂を通過したあと、牛ヶ岳を目指しました。


沢山の山影・・・山だらけ


池塘登山道と草原・・・登山道(木道)の上はまだ新しい踏み痕がないです。若干凍っていてちょっとでも油断するとすぐに滑ります。


谷川岳へ続く稜線


朝日岳方面縦走路の分岐です。


紅葉で有名な巻機山ですが、晩秋?初冬?の巻機山もまた素晴らしいです。


牛ヶ岳山頂が見えてきました。


9:48<158分>牛ヶ岳山頂


ここでコーヒータイム♪来た道を振り返ります。


ずっと続く登山道・・・この道を切り開いた先駆者の苦労の賜物です。ありがたいことです。


帰るとしましょう。


空の青と草原の黄色、雪の白・・・本当にきれいです。


今日は風も全くといって良いほどありません。ベテランハイカーとすれ違いました。
何度もここ(巻機山)を登っているが、これほど展望が良い日は初めてだそうだ・・・珍しいらしい。


尖ったところが割引岳です。どうしても割引「わりびき」と呼んでしまいます。正確には「ワレメキ」と読みます。


8合目で会った夫婦とすれ違いました。奥さんがストックを忘れて、歩きづらいと嘆いていました。
確かにストックがないと、滑ったときに踏ん張りが利きません。ストック必須。


巻機山山頂まで戻りました。ここから割引岳へ


ヌクビ沢コースの人たちはここから山頂に登ってきます。今日はまだ一人も通過した様子はありません。


動物の足跡が・・・恐らくテンかな?


山の景色というのは日向や日陰、それぞれの気候性によって様々な植物環境が見られます。
ひとつの山でもいろいろな顔を見せてくれるのです。


きれいな山容


魚沼の町が見えます。この山々があるからこそ美味しいお米が作られます。


ヌクビ沢コースへの分岐です。下山禁止
ここから急坂を一気に登ります。


10:28<198分>割引岳山頂
間食を摂って、あとは下山するのみです。
ズクビ沢コースから登ってきた人に話を聞きました。特に危険箇所は無かったが、早朝(6:00出発)沢は獣臭がして怖かったそうです。イノシシの糞らしいものを見たとか・・・


巻機山山頂はにぎやかになっていました。学生かな?若い男子の集団(5人)は運動靴で登ってきたらしく、ぐっしょりでした。私も経験があるのですが、普通のランニングシューズなどで登山すると、靴が非常に傷みます。
いくら整備された登山道でも、靴にとってはやはり過酷な環境なのです。


日差しが強くなってきました。きれいな巻機山とも、もうお別れです。


地元、魚沼に住んでいる3人組のおばさんとお話したら、「あれが富士山よ」と教えていただきました。
こんなに大きく見えるのは本当に珍しいそうで、展望の良い日を待った甲斐があったとうれしそうに話していました。
せっかく写真を撮ったのですが、失敗でした。涙。


ナナカマドが沢山見られます。この赤色が良いアクセントになります。


ヌクビ沢、天狗岩も朝よりはっきりと見えています。次回は絶対、沢コースにチャレンジです。


登ってきた道なので、スイスイと降りてゆけます。速い速い!


朝よりも陽が強いので紅葉も一段と映えて見えます。


長さ10cm以上もある大きなバッタが現れました。
ぜんぜん動きません。


紅葉の隙間から暖かな日差しが眩しい。


土壌が良いのか?この辺りの草木の葉っぱが生き生きとしていて非常に元気に見えました。


12:35<325分>桜坂駐車場
無事下山です。
林道で駐車料金を徴収されます。¥500です。
「富士山が見えた」と話したら、昨日も良い天気で見えたそうです。
【感想】平標山で出会った魚沼市の男性から紅葉の巻機山の話を聞いて、今年の秋は絶対に登ると決めました。雨により予定が伸び伸びとなり今日に至ったわけですが、風も無く、雲ひとつない最高のコンディション。怪我の功名?素晴らしい登山となりました。次はヌクビ沢コースを行きたいですね。