四郎岳・燕巣山

7月29日(日) 晴れ 35.0℃
コース】丸沼温泉・環湖荘P<8:35>━━四郎峠<9:37>━━四郎岳<10:11>━━四郎峠<10:33>━━燕巣山<11:17>━━四郎峠<11:47>━━丸沼温泉・環湖荘P<12:36>
トータル行動時間     4時間1分


8:35<0分>丸沼温泉・環湖荘駐車場
駐車場の一番奥が登山口になっています。


対岸に工事用の道路が見えますが、あれが登山道となります。


秋桜(コスモス)
キク科コスモス属の総称。また、種としてのオオハルシャギク Cosmos bipinnatus を指す場合もある。アキザクラ(秋桜)とも言う。
秋に桃色・白・赤などの花を咲かせる。花は本来一重咲きだが、舌状花が丸まったものや、八重咲きなどの品種が作り出されている。本来は短日植物だが、6月から咲く早生品種もある。
原産地はメキシコの高原地帯。18世紀末にスペインマドリードの植物園に送られ、コスモスと名づけられた。日本には明治20年頃に渡来したと言われる。秋の季語としても用いられる。
日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく生育する。景観植物としての利用例が多く、河原や休耕田、スキー場などに植えられたコスモスの花畑が観光資源として活用されている。ただし、河川敷の様な野外へ外来種を植栽するのは在来の自然植生の攪乱であり、一種の自然破壊であるとの批判がある。


能郷苺(ノウゴウイチゴ)
バラ科オランダイチゴ属の多年草。別名、ノウゴイチゴ。高山植物
茎は肥厚した根茎から匍匐枝を長く伸ばし、地を這う。葉は根生し、長い葉柄をもった3小葉からなる。小葉は倒卵形で長さ15-30mm、縁にはあらい鋸歯があり、裏面は粉白色を帯びる。葉裏、葉柄、花茎に伏毛がある。
花期は6-7月。細い花茎の先端に数個の花をつける。花は白色で径15-25mm、幅が狭い花弁は7-8個で、萼片も7-8個になる。雄蕊は黄色で長さ2mmになる。果実(果床)は7-8月に径8mmの卵形になり、赤熟し、食用になる。


沢にはこのような堰堤がいくつもあり、テープに従い越えていきます。


ヤマヒキガエル
この沢沿いでは沢山のカエルを目撃しました。


倒木がところどころで登山道を塞いでいます。通れるところを探しながら慎重に登りました。


沢が二股になるところは、右側の沢に進み、すぐ左手に尾根のとりつきがあります。(表示あり)


とりつきの急斜面


尾根筋には巨木が立ち並ぶ


この標識がところどころに設置されていて非常に安心できます。


背の高い笹地帯を抜けると・・・


9:37<62分>四郎峠
左折して四郎岳を目指します。


急斜面


リンドウ



日光白根山


10:11<96分>四郎岳山頂
【四郎岳】プロフィ−ル
国道120号の丸沼付近から北を見ると、深い針葉樹林に包まれた、二つの目立つ峰が対岸にそびえている。左側の片流れ屋根状の峰が四郎岳で、右の頂上が丸みのある三角形が燕巣山(2222m)である。
十数年前までは四郎沢を遡り、四郎峠から根羽沢金山を経て、大清水へ、3時間40分ほどで抜ける峠道があったが今は跡形も無い。現在は、東京電力による刈り払い道が、四郎岳と燕巣山を結んでおり、標識も一定間隔で埋設されていて歩きやすくなった。(上毛新聞社 ぐんま100名山より)


山頂からは白根山とスキー場、丸沼が一望できます。


燕巣山


根名草山、温泉ヶ岳方面


急斜面を降りる


10:33<118分>四郎峠
燕巣山へ向かう


日光白根山


こちらも急登り
四郎岳より若干湿った印象。


11:17<174分>燕巣山
燕巣山は栃木100名山です。


日光白根山


急斜面を下る


御前橘(ゴゼンタチバナ)
ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ亜属の多年草である。
高さ 5–15 cm。葉は2枚の対生葉と液性の短枝に2個ずつ葉が付き、計6枚の輪生に見える。花の咲く株は葉が6枚にまで成長したものである。花期は6–8月。花は4枚の白い総苞に囲まれハナミズキヤマボウシに似ている。秋にハナミズキに似た核果が直径 5–6 mm の赤い果実をつける。


タオルを水にさらして、体を拭いたら・・・冷たくて気持ち良い↑↑


12:36<241分>丸沼温泉・環湖荘駐車場


駐車場から四郎岳
【感想】今日は午後から天気が崩れるというので、短時間で登れる山を選びました。もっと迷うかと思いましたが、予想していたよりも道ははっきりとしていて迷うことはありませんでした。ちょっとした沢登りと針葉樹林帯の急斜面の山。山頂では展望がイマイチで、尾瀬方面は全く見えませんでした。四郎峠から大清水までの登山道があったことには驚きでした。ぐんま100名山も95座、残り5座となりました。
出会った花